ちゅんさんのレポート
行って来ました。目黒鹿鳴館。
Passion Roseツアー・ファイナル(笑)
たった一日の再結成。
私が、この話を聞いたのは、ほんと数ヶ月前。
ひょんなコトから、巡り会えた、不思議な出逢いでした。

私は、10数年前Passion Roseが活動していた頃専門学校に通っていて友達と一緒に、見ていたカッコよくて骨太で、うすべったくなくて、ほんとにステキなバンドでした。
そのPassion Roseが解散して、10年が過ぎました。
その頃から、今の私を知っている人は解ると思いますが私は、なんとなくHR ・ HMと言われるバンドを見るコトが減りいい方は変ですが、ラママ系の当時ではお化バンといわれる方へ
魅かれていきました。生意気ですが多分、怖い格好をしたり血を吐いたり(笑)オドロオドロシイバンドやゾロゾロと出てきた日本の上っ面の人たちが、いやでいやで仕方なくなっていました。
そのなかでPassion Roseは違っていました。
なにが違うのかと言われると、説明できないんだけど、意識と言うかほんと、骨っぽいものを感じていたのかもしれない。
だから、洋楽は好んで聞いてました。

唯一Passion Roseには、そう言ったものが感じられたのかも。
再結成を1日だけすると聞いて私は、友達にチケットを手配してもらい(というか事後承諾で、とってくれていた・笑)
普段履かないスカートで(股引き状のスパッツははいていましたが…)
行って来ました。会場に入ると、凄い人!!息苦しいほど。
掛かっている曲は、本当に懐かしいものばかり。
この頃では、世間がせまい年寄りになったので、知っているのに思い出せない曲が多かったコト!この所、こみこみ状態でLIVEを見るってコトも、大爆音にも、縁遠かったので心配でしたが某Cちゃん(笑)に前へ連れて行ってもらって気付いたら2列目で(笑)
客電が落ちると直ぐステージのスクリーンに当時の映像が映し出され急に、なんだか、いろんなコトが思い出されました。
勿論、LIVEを見ていたときのこと…それと、辛かったその当時のプライヴェート、学校のコト、別れた友達のコト。
男の子の事もちょっと(笑)将来のコトに不安があったこと…。
そして、SEである【ロックミー・アマデウス】がかかって、スイッチが入りました…これでも覚えているんですね…身体が。
もう、凄いかぶり付きで見てしまい、いまでも耳は、聞えないし首は痛いし(振りすぎ!)足も痛い(頭振るのに踏ん張るから)。
まだ、私も捨てたもんじゃなかったよ!だって、なんにも掴らないでヘドバン出来るんだもん!自分でも驚いたわー(笑)

Missin'old timeで歓喜し、Bad boy's…Rise in worldでぶち切れました。そう、私は、この曲で…この曲で…。
それを、どうしても伝えたくて。でも、伝えられなかった…。
人生って、そんなにいいことばかりじゃない…
上手く行くばかりじゃない…でも、知ってる
『そうやって、生きていくこと』も。
私は、照れるから、あまり言えないけど(他のコトは言うのにねぇ?笑)

きっと、私なんて、ちいちゃな存在で、誰にも、引っかからなく誰の人生にも荷担できない。勿論、そんなの当たり前。
だけど、昨日は、嬉しかったんだ、自分が。
だって、ほんと、Yoshinaoさん曰く【誰にでも平等に流れる時間】と【それぞれ違った道を10年も歩いて来ている】のに、また同じ時間を共有できたんだからね。

REZYさんのMCは凄い心に残った。

【自分がやってきたコトに疑問を感じて…オレなにやって来たんだろうって思った】

これは、否定じゃなくて、一生懸命進んできた人のコトバなような気がするのね…逆に。
何かに向かって進む人独特な感情のような気がしてならないんだよ。
そのMCに対してYoshinaoさんが【レジーは、何処にいたって、レジーだよな!!!】って力強く言ったの。なんか凄いなって…。
そう言うの改めて感じると、安心する。大袈裟だなって思う?
私は、思えないんだよね。

兎に角、昨日は、ここ最近では、サイコーに気持ちのよい1日だった。
やって来たコト、恥ずかしいことも、無意味な事もあったかもしれない。
だけど、私は、やっぱり、全て受け止めて肯定したい。
言い聞かせる訳じゃなくて。

最後にPassion Roseに有り難う!っていいたい。
特に…本当にありがとうね。出会えてよかったよ。
またいつか、きっと。